グライコ・フランサ(Glaico França、1991年2月28日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家。サンタカタリーナ州クリチバノス出身。アストラ・ファイトチーム所属。TUF Brazil 4ライト級王者。元ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト。
来歴
幼少期から柔道、空手、キックボクシングなどを経験した後、アストラ・ファイトチームに入門して総合格闘技を始め、2012年にプロデビュー。
TUF Brazil
2015年4月、リアリティ番組『The Ultimate Fighter: Brazil』のシーズン4に参加。イリミネーションマッチでラウシュ・マンフィオに勝利し、マウリシオ・ショーグンがコーチを務める「チーム・ショーグン」に選抜されると、UFCとの契約を懸けたライト級トーナメントの1回戦でニコラス・モッタにリアネイキッドチョークで一本勝ち。続く準決勝でもヨアキム・シウバをリアネイキッドチョークで下し、決勝に進出した。
UFC
2015年8月1日、UFC 190のTUF Brazil 4ライト級トーナメント決勝でフェルナンド・ブルーノと対戦。3Rにリアネイキッドチョークでタップを奪い、全試合一本勝ちで優勝を果たした。
2016年4月23日、UFC 197でジェームス・ヴィックと対戦し、0-3の判定負け。
2016年9月24日、UFC Fight Night: Cyborg vs. Lansbergでグレゴール・ガレスピーと対戦し、0-3の判定負け。2連敗となり、UFCからリリースされた。
Aspera FC
UFCを離れた後、階級をウェルター級に上げ、ブラジルのAspera FCに参戦。
2017年11月4日、Aspera FC 58のウェルター級王座決定戦でマルセロ・バレイラと対戦し、1RにTKO勝ちを収め、王座獲得に成功した。
パンクラス
2018年2月4日、パンクラス初参戦となったPANCRASE 293でウェルター級ランキング4位の手塚裕之と対戦し、2-1の判定勝ち。
2018年7月1日、PANCRASE 297のウェルター級キング・オブ・パンクラス王座決定戦でウェルター級ランキング1位の佐藤天と対戦。3Rにパンチラッシュを受けノックアウト寸前まで追い詰められたものの、4Rにリアネイキッドチョークで逆転勝ちを収め、王座獲得に成功した。
PFL
2019年、PFLに参戦。レギュラーシーズンでガムザット・ヒラマゴメドフ、サディボウ・シーを下し、ランキング1位でプレーオフに進出したが、準決勝でデビッド・ミショーに0-2の判定負けを喫した。
2019年11月21日、ネバダ州アスレチック・コミッションがフランサからスタノゾロールの陽性反応が検出されたことを発表。フランサは汚染サプリメントによるものであると自身の潔白を訴えている。
戦績
獲得タイトル
- The Ultimate Fighter: Brazil 4 ライト級トーナメント 優勝(2015年)
- Aspera FCウェルター級王座(2017年)
- 第12代ウェルター級キング・オブ・パンクラス王座(2018年)
表彰
- ルタ・リーブリ 紫帯
脚注
関連項目
- 男子総合格闘家一覧
- パンクラス王者一覧
- UFC選手一覧
外部リンク
- グライコ・フランサ (@glaiconego) - Instagram
- グライコ・フランサ (@glaiconego) - X(旧Twitter)
- グライコ・フランサ (glaiconego) - Facebook
- UFC 選手データ
- パンクラス 選手データ
- グライコ・フランサの戦績 - SHERDOG(英語)




