貞平親王(さだひらしんのう、生年不詳 - 延喜13年3月6日(913年4月15日))は、平安時代前期から中期にかけての皇族。清和天皇の皇子。官位は三品・神祇伯。
経歴
貞観15年(873年)貞平を含む清和天皇の皇子7名・皇女4名が親王宣下を受ける。のち、上野太守・神祇伯を歴任し、位階は三品に至った。
醍醐朝の延喜13年(913年)3月6日薨去。
官歴
- 貞観15年(873年) 4月21日:為親王
- 時期不詳:四品
- 寛平4年(892年) 3月13日:見上野太守
- 時期不詳:三品。神祇伯
- 延喜13年(913年) 3月6日:薨去(三品)
系譜
『尊卑分脈』による。
- 父:清和天皇
- 母:藤原良近の娘
- 妻:不詳
- 女子:一条君 - 京極御息所女房、後撰和歌集歌人
脚注
参考文献
- 宮崎康充編『国司補任 第三』続群書類従完成会、1990年
- 『尊卑分脈 第三篇』吉川弘文館、1987年



