河野 誉彦(かわの やすひこ、1961年1月31日 - )は、熊本県上天草市出身の元プロ野球選手(外野手)。
本名及び1982年までの登録名は河野 安彦。
来歴・人物
鎮西高では、1978年夏の甲子園県予選決勝に進出するが、熊本工大高に敗退し、甲子園出場を逸する。同年のドラフト外で横浜大洋ホエールズ に入団。
大型外野手として期待されたが伸び悩み、二軍暮らしが長かった。
1983年に登録名を「河野誉彦」に変更。
1985年は一軍に定着、主に右翼手として73試合に出場し8本塁打を放つが以後は低迷。
1989年10月12日のヤクルトスワローズ戦で、川崎憲次郎から代打サヨナラホームランを放った。
1990年の開幕直前、駒崎幸一、秋元宏作、青山道雄の3選手との交換トレードで村岡耕一とともに西武ライオンズへ移籍したが、ここでも活躍の場は少なく、その年限りで引退した。その年に背番号が38から0に変更されており、この背番号での公式戦出場はないものの、大洋球団初の背番号0を着けることとなった(河野の移籍後は、トレード相手の青山に受け継がれた)。
現在は熊本市東区若葉で焼肉 三十八(みとはち)を経営。店名は、現役時代の背番号「38」に由来している。
詳細情報
年度別打撃成績
記録
- 初出場:1982年7月30日、対中日ドラゴンズ16回戦(ナゴヤ球場)、6回裏に長崎啓二に代わり左翼手として出場
- 初打席:同上、8回表に都裕次郎の前に凡退
- 初安打:1984年5月8日、対広島東洋カープ3回戦(横浜スタジアム)、8回裏に増本宏の代打として出場、大野豊から単打
- 初先発出場:1985年5月5日、対広島東洋カープ5回戦(広島市民球場)、5番・中堅手として先発出場
- 初本塁打・初打点:同上、7回表に高木宣宏からソロ
背番号
- 38(1979年 - 1989年)
- 0 (1990年)
- 30 (1990年)
登録名
- 河野 安彦 (かわの やすひこ、1979年 - 1982年)
- 河野 誉彦 (かわの やすひこ、1983年 - 1990年)
脚注
関連項目
- 熊本県出身の人物一覧
- 横浜DeNAベイスターズの選手一覧
- 埼玉西武ライオンズの選手一覧
外部リンク
- 個人年度別成績 河野誉彦 - NPB.jp 日本野球機構
- 焼肉 三十八(みとはち)



