ヒンドゥタイムズ(欧字名:Hindu Times、2016年4月4日 - )は、日本の競走馬。 2023年の小倉大賞典の勝ち馬である。
馬名の意味は、曲名より。母名より連想。
戦績
2018年12月2日、阪神競馬場第5レースの2歳新馬戦(芝2000m)でデビューし勝利。なお、このレースの5着には後に黒船賞など重賞5勝を挙げるラプタスが入っている。
3歳シーズンは重賞初挑戦となる1月の京成杯より始動し、中団から良く伸びてラストドラフトの3着に好走。その後はクラシックには出走せず、条件クラスでレースを重ねた。
4歳5月、3勝クラスの下鴨ステークスを勝利し、晴れてオープン入り。久々の重賞出走となった7月の七夕賞は4着、年末のチャレンジカップは3着と、好走はするものの勝ちきることはできなかった。
5歳シーズンは初戦の大阪城ステークスを勝利し、5勝目をマーク。6月の鳴尾記念は2番人気に支持されたが、終始後方に沈み11着惨敗。年末の中日新聞杯も7着に終わった。
6歳シーズンは1月の中山金杯より始動する予定だったが、馬房内で暴れて捻挫し回避。その後、陣営は気性改善を見込んで去勢を決断。休養明け初戦となった8月の小倉記念は優勝したマリアエレーナには5馬身差をつけられたものの、後方から鋭く脚を伸ばして10番人気の低評価を覆す2着に力走した。10月の京都大賞典は4着、年末のチャレンジカップは6着に敗れる。
7歳シーズンは2月の小倉大賞典より始動。道中は中団の内を追走し、57.5キロの重ハンデをものともせず直線で馬場の真ん中を伸びて先頭へ。最後は内から伸びてきたカテドラルとのトップハンデ2頭による激しい叩き合いをハナ差で制し、挑戦9度目での念願の重賞初優勝を飾った。そして、GI初挑戦となった大阪杯では中団追走も直線で失速し16着と殿負けに終わる。この後、鳴尾記念と七夕賞では共に7着に敗れ、10月の京都大賞典では中団後方から脚を伸ばすもプラダリアの4着となった。
8歳シーズンは1月の日経新春杯から始動したが終始後方追走のまま見せ場なく12着と大敗。4月28日の天皇賞(春)に出走予定だったがレース2日前に左前肢ハ行のため出走取消となる。その後の精密検査の結果、浅屈腱支持靭帯炎が判明したため5月2日に所有するシルクレーシングにより現役を引退することが発表され、翌5月3日付で競走馬登録を抹消された。引退後は乗馬となる予定。
競走成績
以下の内容は、netkeiba.comの情報に基づく。
血統表
- 3代母Personal Businessは米GIパーソナルエンスンS勝ち馬。
- 5代母The Brideは1973年にアメリカクラシック三冠を達成したSecretariatの全姉。またその子孫にはニシノフラワー、ニシノデイジー、チャームアスリープ、ネロなどの活躍馬がいる。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ




