ファルファッレ(伊: Farfalle)はパスタの一種である。蝶ネクタイのような形をしており、イタリア語のfarfalla(蝶々)が名前の由来である。なお、Farfalleという綴りの最後の"e"は、イタリア語では女性名詞の複数形であり、「蝶々たち」という意味がある。

16世紀の北イタリアのロンバルディア州もしくはエミリア=ロマーニャ州が発祥地だといわれており、エミリア=ロマーニャ州のモデナでは、"ストリケッティ(strichetti)"とも呼ばれている。

形状・種類

ファルファッレには幾つかの種類があるが、いずれも蝶ネクタイのような特徴的な形をしている。

端がギザギザになっている長方形や楕円形の生地を元に作られ、特に、生地に筋目が入ったものは、ファルファッレ・リガーテ(farfalle rigate)と呼ばれる。また、大きさによって呼び名が変わり、大きいものは"ファルファローネ(farfallone)"、小さいものは"ファルファリーナ(farfalline)"と呼ばれる。

生地に何も混じっていないプレーンタイプの他、トマトを練りこんだものや、スピナッチ(ほうれん草の一種)を練りこんだものなど様々な種類がある。

用途

ユニークな見た目から、サラダの具として使われたり、クリスマスリースの材料として使われることもある。

その他

ファルフェル(farfel:卵と大麦のユダヤ料理のパスタ)と名前が似ているが、関係はない。

脚注

出典

参考文献

  • Barilla web site

ファルファッレ 写真素材 [ 2081462 ] フォトライブラリー photolibrary

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