Swallows Baseball L!ve(またはSWALLOWS BASEBALL L!VE)』(スワローズ・ベースボール・ライブ)は、2005年からフジテレビONEで放送されている東京ヤクルトスワローズ主催ゲームのプロ野球中継番組。タイトルロゴは年度により大文字表記か、大文字・小文字併用が異なるほか(2022年時点では大文字表記)、名称の末尾に西暦年を付して、『SWALLOWS BASEBALL L!VE 2022』のように表記されている。また、2022年のタイトルロゴは地上波の『感謝を、感動を、野球道』に準じて『感謝を、感動を、SWALLOWS BASEBALL L!VE 2022』としている。

概要

2018年はシーズン開幕直前にソフトバンクがスポナビライブのサービスを終了する事を表明したため、放映権がDAZNに移行。スポナビライブと同様に本番組をそのまま配信していた。

2019年シーズンはDAZNでの配信を行わない代わりにFODのプレミアム会員向けに本番組を配信する事になった。

2020年シーズンはFODでの配信を行わない代わりにDAZNでヤクルト主催オープン戦と公式戦全試合の配信を再開することを発表。2年ぶりに本番組がDAZNでもサイマル配信されることになった。

日本シリーズについては、通常とは異なる体制を採る他、翌朝のリピート放送も行わない。

放送日時

備考

番組内では基本的にCMは挿入されず、イニング入れ替え中も球場内の様子を映していたが、2010年および2013年以降はスポンサーが付いたためCMを流している(他局のCS野球中継の様にイニング毎ごとにCMを流すわけではない)。

2006年までは、基本的に試合開始30分前から中継を始め、終了時刻も23:00(薄暮=18:00以前開始を含むデーマッチである場合は開始から5時間後まで)となっていた。また2009年からは生中継の他、翌朝7時からリピート放送を行っている(2009年は巨人戦を除く。以降も一部対象外となる試合 あり)。

試合が早く終了した場合は、その日の試合を最大1時間に編集した『スワローズ戦ダイジェスト』で穴埋めしていたが、2008年からはフジテレビCS放送で過去に放送された「プロ野球ここだけの話」「さらば、愛しきプロ野球…。」「プロゴルファーTV」などのスポーツ番組の再放送、または試合時間が長引いた場合はスポーツ以外のミニ番組のフィラー放送行われる。(試合が雨天中止になった場合も同様。ただし一度試合開始後、ノーゲームで開催不成立になった場合でも、翌朝の再放送を行う場合 もある)

2011年から2012年までは3時間30分ルールによる大幅な試合時間の延長が考えにくい為に基準放送時間が「17:50 - 22:20」(デーマッチである場合は試合開始10分前 - 4時間20分後、再放送は原則翌日 7:00 - 11:30)となっていた(試合延長時は従来通り延長を行っている)。2013年より3時間30分ルールが撤廃されたことから再び23時00分(デーマッチは5時間後)までの基準放送時間となった。

また、2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、首都圏開催の試合開始時間が15分から30分繰り上げになった事と延長無しが決まった事により、大幅な時間延長が考えにくいことから、基準放送時間17:20 - 22:30の放送となる。

また2016年からは、フジテレビTWOが西武戦を球団制作で中継するようになったため、ヤクルト戦・西武戦と(フジテレビ系列局制作)中日・広島主催の対巨人戦(地上波が録画の場合を含む)の放送日程が重複した場合、中日・広島主催の対巨人戦はJ SPORTSまたはBSフジでの放送となる。

なお、同じフジテレビ直営CSのフジテレビTWOで放送される西武戦のセ・パ交流戦が行われるときは、『LIONS BASEBALL_L!VE』とのコラボレーション放送を行う場合がある。2015年以後は原則その対戦の主管球団が2年単位(セットが変わる年はカード編成上2年連続となる場合がある)となっているが、年度により、ヤクルト主管の年は副音声に『LIONS-』に出演する西武球団製作の中継で出演する解説者が、逆に西武主管の年にはONEとTWOの同時生放送の形を取り、ONEではTWOで放送する西武球団製作の映像を見ながら、当番組の解説者がCXのスタジオでオフチューブを入れるというパターン(年によってはTWOの副音声)とがある。

2022年10月1日の西武対ソフトバンク戦(ソフトバンクの新型コロナウイルス感染蔓延で延期となった、7月1日開催分の振替)は、フジテレビTWOの編成上の都合により、ヤクルト主催試合の中継予定がないフジテレビONEでの振替放送となる予定。

また、2022年には一部の試合で、副音声を使ったビジター側球団の応援解説として、他のチャンネルとの協業による出演したものもある。

巨人戦など地上波中継がある場合を除いてベンチレポーターは存在せず、試合中に実況アナウンサーまたは番組公認サポーターが談話を伝える。

2017年11月15日には12球団合同トライアウトを以下の出演者で中継した。

  • ゲスト:石井義人(社会医療法人公徳会・佐藤病院勤務。同軟式野球部顧問)
  • 解説:笘篠賢治(放送席)、山内泰幸(ベンチサイド。テレビ新広島解説者)
  • 実況:田中大貴(フジテレビ)

解説者

基本的にフジテレビのレギュラー出演解説者による。詳細については当該項目を参照。

フジテレビレギュラー出演解説者(★=他系列にも出演。●=『プロ野球ニュース』にも出演)
  • 江本孟紀(テレビ愛知・ニッポン放送でも解説)★●
  • 平松政次(テレビ神奈川でも解説)★●
  • 谷沢健一(東海テレビ・J SPORTSでも解説) ★●
  • 大矢明彦(ニッポン放送でも解説) ★●
  • 田尾安志(東海テレビ・カンテレ・テレビ愛知・ニッポン放送でも解説)★●
  • 高木豊(札幌テレビ〈日本テレビ制作協力によるBS日テレへのネット分を含む〉・STVラジオでも解説)★●
  • 達川光男(テレビ新広島他系列局・広島ホームテレビ・NHK広島放送局・TVQ九州放送・J SPORTSでも解説) ★●
  • 齊藤明雄(テレビ神奈川・J SPORTSでも解説)★●
  • 池田親興(テレビ西日本・ソフトバンク球団制作中継でも解説)★●
  • 斎藤雅樹(巨人二軍中継では、日テレジータスの解説を担当する場合がある) ●
  • 片岡篤史 (カンテレでも解説) ★●
  • 谷繁元信(テレビ神奈川・CBCテレビ・メ〜テレ・日本テレビ〈地上波・日テレジータス・BS日テレ放送分〉・ニッポン放送・東海ラジオでも解説)★●
  • 真中満(BS-TBS・TBSチャンネル・BS朝日・ニッポン放送でも解説)★●
  • 仁志敏久 (BS-TBS・TBSチャンネル・J SPORTS・文化放送でも解説)★●
  • 五十嵐亮太(系列衛星放送を含む各在京キー局・仙台放送でも解説)★●
フジテレビ本数契約
若松は上記フジテレビ専属解説者とほぼ同等の頻度で出演。若松が2011年に当番組の解説者に復帰して以降は若松以外は『すぽると!』のコメンテーターや系列局の解説経験者が中心となっている他、年度により出演の有無が異なる。
  • 若松勉(北海道文化放送・ニッポン放送解説者。2008年までフジテレビの地上波向けも担当。2008年まで●)
  • 野村弘樹(フジテレビ・tvk・ニッポン放送・読売テレビ・J SPORTS解説者)★●
  • 山崎武司(2014年 - 。在仙放送局・ニッポン放送・東海テレビ・東海ラジオ解説者)
  • 岩本勉(2018年 - 北海道放送(テレビ・ラジオ)・北海道テレビ・文化放送・GAORA解説者)★●
  • 里崎智也(2018年 - 。千葉テレビ・千葉ロッテ球団制作中継・ニッポン放送解説者)★●
  • 館山昌平(2022年 - 。仙台放送でも解説)★●
  • 荒木大輔(2022年 - 。日本テレビ〈日テレジータス・BS日テレ放送分〉・BS朝日などでも解説)★
  • 鳥谷敬(2023年 - 。)★●
  • 坂口智隆(2023年 - 。)★●
  • 元木大介 (2024年 - 。フリーとして本数契約。ジャイアンツアカデミー校長)
  • 清原和博 (2024年 - 。) ※2024年6月6日のヤクルト対西武戦にて初出演。
  • 飯田哲也 (2024年 - 。TOKYO MX・TBSチャンネル解説者) ※2024年8月18日のヤクルト対広島戦にて初出演。
  • 平石洋介(2025年 - 。TBCテレビ・TBCラジオでも解説)●※2025年2月24日のヤクルト対楽天オープン戦にて初出演。
  • 今江敏晃(2025年 - 。)●※2025年3月18日のヤクルト対阪神オープン戦にて初出演。

過去の解説者

フジテレビ専属
  • 加藤博一(2005年 - 2007年。●)
  • 関根潤三(2005年 - 2011年。2016年まで●)
  • 大久保博元 ★●
  • 金村義明(カンテレ・J SPORTS・MBSラジオ解説者。2017年まではフジテレビ専属。●)
  • 石井一久(2014年 - 2018年)
  • 高津臣吾(現ヤクルト監督。2軍監督時代の2019年8月9日の対阪神戦に出演。独立リーグ新潟時代の2011年 - 2012年とニッポン放送解説者時代の2013年にも出演)
フジテレビ非専属
  • 川崎憲次郎(東北放送・J SPORTS解説者)
  • デニー友利(友利結)(現読売ジャイアンツスカウト)
  • 黒木知宏(現ロッテコーチ。出演当時ニッポン放送解説者)
  • 橋本清●
  • 西山秀二(出演当時RFラジオ日本解説者。同時期にはテレビ新広島・MBSラジオなどにも本数契約で出演)
  • 田中浩康(現DeNA内野守備走塁コーチ。2019年)
  • 立浪和義(前中日監督。フジテレビ地上波・日本テレビ・東海テレビ・CBCテレビ・CBCラジオ・テレビ愛知解説者)●
  • 阿波野秀幸(ミヤギテレビ・tvk・日本テレビ〈日テレジータス・BS日テレ放送分〉解説者)★●
  • 井端弘和 (現日本代表監督。日本テレビ・東海テレビ・CBCテレビ・TBSチャンネル・ニッポン放送・東海ラジオ解説者) ★●
  • 松中信彦(現中日コーチ。福岡放送・テレビ西日本・TOKYO MX・ソフトバンク球団制作中継でも解説)★●
ビジター応援副音声
  • 井川慶(2022年。対阪神戦)
  • 八木裕(2022年。対阪神戦。MBSテレビ・MBSラジオ解説者。現日本ハムコーチ)
  • 藪恵壹(2022年。対阪神戦。MBSラジオ解説者。テレビではフリーのためMBSテレビ・読売テレビなどに出演)
  • 鶴岡慎也(2022年。対日本ハム戦。地上波では系列局の北海道文化放送を含む在道各局に出演)
  • 今村猛(2022年。対広島戦。選手引退後はタレント・YouTuberとして活動)

実況

フジテレビアナウンサー

  • 竹下陽平
  • 西岡孝洋 - 2011年4月より『すぽると!』平日キャスター就任のため担当から外れていたが、2013年復帰(2014年までは主に金-日曜日開催分数試合 2015年本格復帰)
  • 田淵裕章
  • 小穴浩司 - 他部署異動のため2011年度より担当から外れていたが、2015年度より復帰。
  • 谷岡慎一
  • 中村光宏 - 2015年度は『すぽると!』月・火・土曜担当のためそれ以外の曜日に不定期で担当していたが、2016年度は後番組の『スポーツLIFE HERO'S』の出演が土曜版(放送時間上は日曜未明)担当となったため担当試合が増えていた。2017年は『ユアタイム』スポーツキャスターとなるため再び不定期に戻るが、それが終了した後は『S-PARK』日曜日を中心に担当するようになったため担当回数が増えている。
    • 次の人物は、他番組出演のため不定期・かつ曜日限定での参加
      • 倉田大誠 - 2012年4月より『めざましテレビ』の情報キャスター就任のため担当から外れていたが、2014年復帰するも、2015年から昼ワイド『直撃LIVE グッディ!』の情報キャスターを担当するため、土・日中心
      • 立本信吾 - 2015年度は『めざましテレビアクア』キャスター担当のため、土・日が中心
      • 木下康太郎 - 2014年4月より『とくダネ!』のサブ司会就任の為、主に金-日曜日開催分の試合を担当。
      • 酒主義久 - 2015年度は平日に『みんなのニュース』レポーターを務めるため、土・日が中心
      • 木村拓也 - 2015年度は月-水に『こんやのニュース』『あしたのニュース』を担当するため、木-日が中心だったが、2016年から『みんなのニュース』の天気情報キャスターとなるため、土・日中心。
    • 系列局からの派遣
      • 石田一洋(関西テレビ) - 2016年8月5日、2017年5月21日のヤクルト対阪神戦を担当。前者はリオデジャネイロオリンピックでフジテレビのアナウンサーがジャパンコンソーシアムに派遣されるため、要員が不足することによる措置。後者も同5月20日・21日開催の「ボクシングフェス」にアナウンサーが大量派遣され、要員不足となったため担当した。
      • 若田部克彦(関西テレビ) - 2018年6月9日のヤクルト対オリックス戦を担当。
      • 深井瞬(テレビ新広島) - 2017年9月3日のヤクルト対広島戦を担当。世界柔道選手権やフジサンケイクラシックにフジテレビのアナウンサーが派遣されるための要員不足による措置。
      • 小田島卓生(東海テレビ)- 2019年8月18日のヤクルト対中日戦を担当。

フリーアナウンサー(副音声の実況および進行役を含む)

◯=『プロ野球ニュース』にも出演
  • 近藤雄介 - アナウンサー時代には2006年まで担当。他部署異動後の2013年8月30日に久しぶりに担当。2014年以後数試合を担当しており、2015年5月の定年退職後はフリーアナウンサーとして出演している
  • 小野浩慈 - 2015年5月をもって定年退職。以降はフリーアナウンサーとして出演。
  • 向坂樹興◯ - 2012年度より担当。2020年3月をもって定年退職。以降はフリーアナウンサーとして出演。
  • 梅田淳◯ - 元関西テレビアナウンサー。2022年3月29日にヤクルト対巨人戦(地上波とは別制作)の実況を担当。
  • 市川いずみ - 2022年5月17・18日にヤクルト対阪神戦のビジター応援副音声の実況を担当。
  • 近藤祐司 - 2022年5月24・25日にヤクルト対日本ハム戦のビジター応援副音声を担当。
  • 山田幸美◯ - 2022年9月9日にヤクルト対広島戦のビジター応援副音声の進行役(MC)を担当。

過去の実況アナウンサー

  • 三宅正治 - 『めざましテレビ』司会に専念するためスポーツアナウンサーとしての活動を終了。『すぽると!』の司会を長年務めており、野球実況担当時も地上波の『BASEBALL SPECIAL〜野球道〜』の担当が多く、出演が少なかった。
  • 塩原恒夫 - BSフジに出向後、2021年に同局で放送の埼玉西武ライオンズ戦の実況を担当。
  • 長坂哲夫
  • 奥寺健 - 『FNNスピーク』のキャスターとなった2007年度以降は担当せず。
  • 佐野瑞樹
  • 宮瀬茉祐子 - 2009年、レディースデーの企画としてイニング限定で担当、2011年6月末でフジテレビ退職。
  • 松元真一郎 - 2012年末フジテレビ退職(フリー後も『プロ野球ニュース』レポーター担当は継続)
  • 吉田伸男
  • 福永一茂
  • 田中大貴 - 2018年4月30日をもってフジテレビを退職。
  • 上中勇樹 - 2020年途中、野球ルールの不勉強を露呈し、誤解・無視するなどの不手際が多かったため野球中継から外された一方、競馬中継ではG1レースの実況を任されることがある。
  • 森昭一郎 - 近年は、サッカー・駅伝・格闘技実況中心のため担当無し
  • 鈴木芳彦 - 2022年途中にフジテレビを退社。

リポーターなど

公認サポーター

番組開始の2005年から2016年を除き、公認サポーター(磯山さやかの場合は番組公認女子マネージャー)として試合前の選手インタビューや試合中のスワローズ情報を伝えている。

2016年と2018年以降は公認サポーターを置かず、実況アナと解説者の2名体制で試合中情報は実況アナが伝えている。

  • 2005年 - 2006年 磯山さやか
  • 2007年 つばめッ娘クラブ
  • 2009年 - 2013年 尾形沙耶香
  • 2012年 - 2014年 夏美
  • 2015年 都丸紗也華(当時FYT)、青山あみ、大石絵理
  • 2017年 - 楓(現:遠藤莉奈)、中村星来、坪井ミサト

スワローズ情報

2011年のみ設けられ、フジテレビアナウンサーが主に公認サポーターを務める尾形の不在時に出演。

2012年に公認サポーターに斎藤夏美(現:夏美)が加入し、尾形と2人体制になったのに合わせ、廃止された。

  • 石本沙織
  • 斉藤舞子
  • 遠藤玲子
  • 宮瀬茉祐子
  • 松村未央
  • 細貝沙羅
  • 三田友梨佳

テーマソング

基本的にフジテレビのプロ野球中継と同一曲が使用される。

  • 春畑道哉「JAGUAR」(2005年 - 2007年)
    2014年12月3日発売のコンピレーションアルバム『フジテレビ開局55周年記念 LEGENDARY SPORTS ANTHEM』に収録。
  • TUBE「OLD BASEBALL MAN」(2007年)
    シングル「蛍」C/W
  • 春畑道哉「JAGUAR'08」(2008年 - 2012年)
    アルバム「BEST WORKS 1987-2008 〜ROUTE86〜」に収録
  • 春畑道哉「JAGUAR'13」(2013年 - )
    2013年5月29日にシングル盤として発売。

その他の特記事項

  • 制作のクレジットは「制作・著作:フジテレビ」のみとなっている(地方開催の場合、地元のFNN・フジテレビ系列局が制作協力としてクレジットされる)が、基本的にフジ・メディア・テクノロジー(FMT) が映像を制作しており、ニュース番組用としてTBSテレビやJ SPORTSにも供給されている(FMT製作・収録映像が球団公式映像として扱われる。TBSテレビは逆に横浜DeNA主催試合の映像をフジテレビに供給している)。また、過去に特例でTBS系列局(毎日放送・CBCテレビ・北海道放送)がヤクルト主催の阪神・中日・日本ハム戦を放送した際にも、フジテレビ、FMTの映像に独自映像を挿入する形で放送していた(地方開催を除きTBSテレビも制作協力に参加) 他、2010年代以降テレビ朝日制作でBS朝日単独放送のヤクルト主催ゲーム(巨人戦のみ)でも地方開催時に限り同様の手法が取られている。
  • 通常は7台のカメラで撮影して中継を行っているが、2013年9月にはヤクルトのウラディミール・バレンティンが55本のシーズン本塁打記録に迫っていたことから、バレンティン専用カメラを追加して8台体制となった。
  • 対照的に京阪神をサービスエリアとするテレビ大阪やサンテレビジョンがヤクルト対阪神戦を放送するときは、原則的に自社で中継車 を派遣しており、フジテレビ・FMT制作のものは使うことがない。また、かつてTOKYO MXがヤクルト戦を中継していたときも、フジテレビ・FMTの映像を使用せずに独自カメラのみで中継を行なっており、映像制作は千代田ビデオが担当していた。
  • フジテレビと共にヤクルトの主催ゲームの放映権を持つテレビ朝日は、自局やBS朝日で中継を行う日などに限り、当番組の制作に協力することがあった、またテレビ東京が中継を行う日に同局から映像の供給を受けたケースもあった。しかし、2009年以降は2009年8月23日のみテレビ朝日の映像を使用したが、それ以外はテレビ朝日、テレビ東京の中継があっても通常通りの放送体制になっていた。2015年4月24日は再びテレビ朝日(BS朝日)の映像にユニカメを挿入して中継している。
  • 当番組が始まる2004年まで、CS放送におけるヤクルトの主催ゲームの中継はJ SPORTSが担当していた(主に『J SPORTS1』か『J SPORTS2』で中継)。ただし、対巨人戦に限りフジテレビ739(現在のフジテレビONE)でトップ&リレー中継 を行っており、当番組のルーツに当たる。
  • 放送初年度となった2005年は通常のプロ野球中継とは大きく異なり、試合中でも各解説者と磯山さやかがスコアブックを見合って野球の専門的な用語や配球などに重きを置いて意見を交わし合うかなり玄人志向の野球中継となっていた。反面あまり試合中のプレーそのものを実況・解説する場面が少なく、盛り上がりには欠ける内容となってしまっていた。
  • 番組名をかつての地上波プロ野球中継番組の『BASEBALL L!VE』に準じた名称としているように、スコアテロップも2012年までは1世代前の『BASEBALL L!VE』で使用されていたテロップを使用していた(地上波では2006年まで使用されていたもの)。
    ただし、2011年からは他のプロ野球中継と同様にボールカウントを「SBO式」から「BSO式」に変更した。また、地上波フジテレビでの放送がある場合に限り、現行地上波と同じデザインを使用していた。
    2013年度より番組開始時から初めてテロップのデザインをフルリニューアルし、同じくリニューアルされた地上波中継とデザインは共通となったが、機材が異なるためか得点時のモーションが簡略化され、ホームランテロップ・配球チャート、球種テロップがなく(球数は2021年より、対戦投手・打者と次の打者2人のテロップは2023年より表示)、数字などのフォントが異なっている。なお、BSフジで同時放送される場合は、番組ロゴのみ地上波や中日・広島主催巨人戦と同様の『野球道』に変えるか、番組ロゴを省略するかのいずれかとすることが多いが、2022年は本番組のロゴのままとなった事例がある。
  • 秋田テレビでは、毎年こまちスタジアムで行われるヤクルト戦を土日の2連戦のうち日曜デーゲームにて、CSの内容をサイマル放送している。
    2012年は5月12、13日に対巨人戦が組まれ、12日は地上波全国中継・CSは地上波とサイマル放送、13日は地上波はAKTローカルでCSのサイマル放送であった。
    2015年は5月9日、10日に行われた対中日戦を2試合とも中継した。
  • 試合前・試合後のコーナーについて(2006年まで)
    試合開始30分前(中継の開始後すぐ)には、ヤクルトの前日の試合をスポーツ新聞や『プロ野球ニュース』を用いて振り返る『Let's FLY SWALLOWS』というコーナーがあった。
    また、ヤクルトが勝利した場合は、勝利に貢献した選手一人を放送ブース(2005年はクラブハウス)に招き、解説者や磯山さやかとともに振り返る『プレイバック アカデミー643』というコーナーがあった。
    ちなみに、この「643」は磯山が好きなプレーである「643のダブルプレー」に由来している。
  • 長時間ゲームの中継について
    2006年5月21日の対ソフトバンク戦では、当番組の前で中継していた東京六大学野球の進行の遅れにより試合開始が30分ずれ込み(18時50分から)、しかも5時間を超える延長戦にもつれ込んだ。
    このため、普段滅多に影響が及ばない23時台の『プロ野球ニュース』が休止となり、24時台の番組も休止して中継を継続。結果として0時12分にソフトバンクの逆転勝利(4対7)で試合終了となり、交流戦では初となる日付をまたぐ長時間ゲームを全編中継した。
    なお、番組女子マネージャーの磯山さやかは2005年は原則として23時以降に出演していなかったが、この日に限っては試合終了まで中継に参加していた。
    2013年4月16日の対中日戦は5時間3分の延長戦となり、23時の『プロ野球ニュース』に影響が及んだ。2012年より『プロ野球ニュース』はNOTTVでの同時生放送が行われているため、NOTTVでは23時から通常通り『プロ野球ニュース』の生中継。フジテレビONEでは野球中継が終了した23時8分頃から飛び乗りで放送した。なお、フジテレビONEでは放送されなかった冒頭部分は再放送(午前1時・6時放送分のみ)では放送されたが、午後12時10分の回は前述の試合の再放送がそのままノーカット放送されたので、初回生放送と同じく飛び乗りであった。
  • 2015年8月15日阪神戦は、フジテレビONE加入件数500万件突破記念として、女優でアイドリング!!!の横山ルリカが始球式、また特別ゲストにウルトラシリーズ(『ウルトラ怪獣散歩』に出演)の怪獣ダダとメフィラス星人が出演した。
  • 2015年8月25日の巨人戦は、ゲスト解説に藤川球児を迎えたほか、2015年ワールドカップバレーボールコメンテーターの竹下佳江、大山加奈が始球式に参加、また『ニッポン放送ショウアップナイター』とのコラボ実況として、LFの放送席にいる山田透、野村克也、関根潤三との掛け合いを行った。
  • 2016年6月18日西武戦は、姉妹番組であるフジテレビTWO『LIONS BASEBALL L!VE』 との共同中継を行った。本番組(解説:石井一久、実況:福永一茂)と『LIONS BASEBALL L!VE』(解説:谷沢健一、実況:田淵裕章)、ヤクルト・西武それぞれ中心の目線で、一部映像を差し替えてそれぞれ別々の実況と解説で放送された(なお当日雨天中止の場合、その代替開催日にはTWOの編成上の関係で実施しない予定だった)。

脚注

関連項目

  • 東京ヤクルトスワローズ
  • 感謝を、感動を、野球道
  • スワローズTV!
  • フジテレビONE
  • フジテレビTWO
  • フジテレビ番組一覧
  • フジ・メディア・テクノロジー(2013年7月以後製作協力を担当)
  • 八峯テレビ(2013年6月まで製作協力を担当)
  • プロ野球ニュース
  • LIONS BASEBALL L!VE - フジテレビTWOで放送される埼玉西武ライオンズ主催試合の中継番組

外部リンク

  • フジテレビ野球 ポータルサイト 野球道

Swallows & Pirates Share The Spoils iDiski Times

Tokyo Swallows baseball game Trip planning, Japan travel, Baseball games

Two factors the current Swallows generation lacks FARPost

SWALLOWS BASEBALL L!VE 2020

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