ヴィッキー・レアンドロス(Vicky Leandros、1949年8月23日 - )は、ギリシャ出身の歌手。
略歴
本名はヴィキ・ヴァシリキ・レアンドロス・パパサナシュー(Βίκυ Βασιλική Λέανδρος Παπαθανασίου)。ギリシャのコルフ島生まれ。
幼少時から音楽家の父親によって歌とダンスのレッスンを受けていた。9歳の時に当時の西ドイツに移り、1964年、西ドイツでレコード・デビュー。アイドル・シンガーとして人気を博し、現在もドイツを基点にヨーロッパを中心に大御所歌手として活躍中。1967年、ユーロビジョン・ソング・コンテストでルクセンブルク代表として出場。「恋はみずいろ」を歌って4位を獲得した。以後は世界的な活動を展開、1970年2月25日には初の日本公演を果たした。1972年、ユーロビジョン・ソング・コンテストでルクセンブルク代表として出場。「想い出に生きる」を歌って優勝を獲得した。その後もドイツやギリシャをはじめとしたヨーロッパを中心に音楽活動を続けている。
1982年から1986年にはギリシャ人実業家と結婚し1児をもうけ、その後ドイツ人エンノ・フォン・ルフィン(Enno von Ruffin)と再婚し2児をもうけたが2005年に離婚。
2006年にはギリシャの港町ピレウスの副市長に就任し、文化振興や国際交流に貢献した。
評価
卓越した歌唱力と六カ国語を使い分ける語学力によって、ヨーロッパやアメリカ、カナダなどに活動範囲を広げた。フランス語の歌が主体だが、日本にも1968~1972年にかけて数回来日し、日本人が作詞/作曲した歌を日本語で歌ってヒットさせている。
代表曲
- 恋はみずいろ(原題:L'amour est bleu):1967年のユーロビジョン・ソング・コンテストで4位を獲得し、国際デビュー曲にもなった。ポール・モーリア盤が最もヒットしたが、ヴィッキーの歌もアメリカや日本でヒットした。
- 想い出に生きる(原題:Après toi):1972年のユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝した時の曲。フランス語版の他日本語版もリリースされている。
日本発売シングル
ドイツでの主なシングル
脚注
外部リンク
- Official Homepage of Vicky Leandros




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