アルカイオス (古希: Ἀλκαῖος, Alkaios) は、ギリシア神話の人物である。ペルセウスの子のほか数人が知られている。以下に説明する。
ペルセウスの子
アルカイオス(Ἀλκαῖος, Alkaios)は、ミュケーナイ王ペルセウスとアンドロメダーの子で、ステネロス、メーストール、ヘレイオス、エーレクトリュオーン、ゴルゴポネーと兄弟。ペロプスの娘アステュダメイア、グーネウスの娘ラーオノメー、あるいはメノイケウスの娘ヒッポノメーを妻とし、アムピトリュオーン、アナクソーをもうけた。あるいはペロプスの娘リューシディケーを妻にしたともいわれる。
アムピトリュオーンはヘーラクレースの父、アナクソーはエーレクトリュオーンの妻で、アルクメーネーの母。
系図
その他のアルカイオス
- アンドロゲオースの子。兄弟のステネロスとともにヘーラクレースのヒッポリュテーの帯を取りに行く冒険に同行した。
- ヘーラクレースとオムパレーの下女との子。
脚注
参考文献
- アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年)
- 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』、岩波書店(1960年)


