ストロングタイタン(欧字名:Strong Titan、2013年3月22日 - )は、アメリカ合衆国生産・日本調教の競走馬。主な勝ち鞍は2018年の鳴尾記念。
馬名の由来は、強い+母名の一部。
戦績
2歳・3歳(2015年・2016年)
2015年8月30日、小倉競馬場第5レースの2歳新馬戦(芝1800m)で、鞍上浜中俊にてデビューし勝利。3歳シーズン前半は裂蹄のため休養し、復帰後に条件戦を3連勝しオープン入りを飾った。
4歳(2017年)
重賞初挑戦となる1月5日の中山金杯より始動。単勝2番人気に支持されたが、直線での伸びを欠き9着に沈んだ。2月19日の小倉大賞典は単勝1番人気に支持されるも、こちらも5着に敗れた。夏に条件クラスに降級したが、7月15日の1600万下条件・マレーシアカップを勝利し、すぐにオープンクラスに再昇級した。8月6日の小倉記念では重賞では2度目となる1番人気に支持されたが、直線で失速し8着に終わった。
5歳(2018年)
春は休養に充て、5月12日の都大路ステークスでシーズン初戦を迎えたが、9着に大敗した。次走の鳴尾記念は道中は好位を追走し、直線内を力強く抜け出しゴール。レースレコードを更新する勝ち時計1分57秒2での重賞初優勝を飾った。なお、本馬を管理する池江泰寿調教師は2015年のラブリーデイ、2016年のサトノノブレス、2017年のステイインシアトルに続く同競走制覇となり、尾形藤吉調教師が1954年~1957年に金杯(東)で達成して以来、61年ぶり・史上2人目の同一重賞4連覇を達成した。次走は初のGI挑戦となる宝塚記念に出走したが、直線で失速しキャリア初の二桁順位に終わった。8月5日の小倉記念は12着、年内最終戦の中日新聞杯は3着に入った。
6歳・7歳(2019年・2020年)
6歳シーズン以降も現役を続けるが、開幕から二桁順位の惨敗が続いた。年末のリゲルステークスでは10番人気の低評価を覆し、鳴尾記念以来となる約1年半ぶりの勝利を収めたが、結局これが現役生活最後の勝利となった。7歳シーズンは3戦して全て着外・二桁2回の結果に終わり、5月21日付で競走馬登録を抹消され引退した。
引退後
引退後は奈良県天理市の乗馬クラブ・クレインオリンピックパークで乗馬となった。2022年には引退競走馬杯に出場し、馬場馬術競技のファイナルで6位に入っている。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。
- タイム欄のRはレコード勝ちを示す
血統表
- 半妹ギルデッドミラー(父オルフェーヴル)は2022年武蔵野ステークス優勝馬。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ



